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おうちで楽しむコーヒー時間|淹れるひと手間も、私の息抜き

電気ケトルでコーヒーを淹れる女性と、「淹れるひと手間も、私の息抜き」の文字を描いた水彩調のアイキャッチ。 毎日を楽しむ

おしゃれなカフェも好きですし、ホテルのラウンジのラグジュアリーな空間も好きです。でも、いちばん落ち着くのは、家で自分でコーヒーを淹れて、ひとりで過ごす時間です。今回は、在宅で仕事をしている私の、おうちでのコーヒー時間についてのお話です。

1日2回のコーヒーブレイク

コーヒーを淹れるのは、だいたい10時半ごろと、15時過ぎの2回です。10時半ごろは、ちょっと甘いものが飲みたくなる時間なので、波照間黒糖と牛乳を加えて、カフェオレにしています。


15時過ぎは、おやつと一緒にブラックで。このコーヒーブレイクで頭がすっきりして、残りの仕事をもうひとがんばりできるんです。

お気に入りの豆を探して

コーヒー豆は、いろいろ試しながら、お気に入りを探すのが楽しみのひとつです。最近買ったのは、加藤珈琲店の「THEファイブ福袋ミニ」。コーヒーマイスターがおまかせで選んだ5種類の豆が、200gずつ届きます。何が入っているかは届いてからのお楽しみで、私の飲むペースだと、200gずつが風味の変化が気になる前に飲みきるのにちょうどいい量なんですよね。


本当は、豆のまま買って、飲む前に挽いたほうが、挽きたての香りを楽しめるとは思っています。でも、ズボラな性格なので、毎回挽くのはきっと面倒になるに違いない。なので、ペーパードリップ用の中挽きの粉で買っています。

好みも、少しずつ変わってきました。昔は酸味のあるコーヒーが苦手だったのに、今はフルーティーな酸味を感じる豆が好きです。

淹れ方は「4:6メソッド」を参考に

テレビで知った、世界チャンピオンの淹れ方

淹れ方は、テレビで見たコツを取り入れています。2016年のワールドブリュワーズカップで、アジア人として初めて世界チャンピオンになったバリスタ、粕谷哲さんの「4:6メソッド」です。

注ぐお湯の量を4割と6割に分けて、最初の4割で味わいを、残りの6割で濃さを調整する、という淹れ方。注ぎ方のテクニックではなく、お湯の量という数字で味を整えるので、誰でもおいしく淹れやすい方法なんだそうです。くわしい淹れ方は、粕谷さんのお店、PHILOCOFFEAのページで紹介されています。

PHILOCOFFEA「美味しいコーヒーの淹れ方」粕谷哲の4:6メソッド

自分のできる範囲で試してみる

実際にやってみようと思ったら、サイトで使われているドリッパーとサーバーが、偶然、私が使っているものとまったく同じでした。粉とお湯の量は、スケールの上に置いて量りながら淹れています。分量どおりに粉を量ってみたら、いつも入れていた量と全然違っていて、これまでは少なすぎたことに気づきました。実際に淹れてみると、濃くておいしい。それまで飲んでいたのは、かなりのアメリカンだったんですね。

一方で、やっていないこともあります。お湯の温度は、沸かしたてを使わずにひと息待つだけで、きちんとは測っていません。細口のケトルも持っていないので、なるべく細く注ぐように気をつけているくらいです。4:6メソッドでは粗めの挽き方がすすめられていますが、私は中挽きの粉のまま淹れています。取り入れられるところだけでも、いつものコーヒーがぐっとおいしくなりました。

シルバーのスケールに載せた透明なドリッパーとガラスサーバーに、グレージュの電気ケトルでお湯を注ぐ女性の水彩イラスト。

道具は、今あるものを大切に

使っているのは、HARIOのV60円すい形ドリッパーとグラスサーバーです。
それから、お気に入りのマグも、コーヒー時間の大事な小道具です。友人が私の好みに合わせてプレゼントしてくれた、STAUBのスタッキングマグ。持ち手が大きくて持ちやすく、陶器なのもうれしいところです。保温できるマグや金属製のものはどうも苦手で、陶器かガラスのマグがよかったので、さすが友人、よくわかってくれているなと思いました。

実は、気になっているドリッパーもあります。でも、今使っているものがもし壊れたら、そのときに選ぼうと思っています。豆から挽きたくなったら、手動のミルも試してみたい。そんなふうに想像するのは楽しいのですが、すぐに道具をそろえたりはしません。

おやつは「手土産リサーチ」という名目で

15時のコーヒーと一緒に楽しむおやつは、ときどき、近所では手に入らないスイーツをお取り寄せしています。最近のお気に入りは、足立音衛門の焼き菓子。種類が豊富で、季節限定のお菓子など、自宅用の簡易包装のもので試しています。

お取り寄せするときの名目は、「手土産のリサーチ」。人に贈る前に、まずは自分で味を確かめておかないと、というわけです。自分で自分の機嫌をとる、ちょっとしたごほうびの時間ですね。

開いたパソコンとはずしたメガネをそばに置き、ピンクのマグのコーヒーと栗のケーキでひと休みする女性の水彩イラスト。

家の一杯は、時間と手間も含めて

おしゃれなカフェでは、その雰囲気も含めて、出してもらった一杯を楽しむ。ホテルのラウンジでは、ラグジュアリーなサービスや空間と一緒に味わう一杯。どちらも、家ではなかなか味わえない時間です。

家では、お湯を沸かして、道具を準備して、粉を量って。その時間と手間も含めて楽しんでいます。ゆっくりお湯を注いで、立ちのぼるコーヒーの香りに包まれる瞬間が、なんだか幸せなんですよね。

外で味わう一杯もいいけれど、自分のために淹れる一杯は、また別の楽しみ。仕事の合間の、欠かせない息抜きの時間です。