ふるさと納税の仕組みや控除上限額がわかってきたら、次に気になるのが「実際には、どうやって申し込むの?」ということではないでしょうか。
私は普段から楽天市場をよく使っているので、申し込み自体は、思っていたより簡単だなと感じました。返礼品を選んで、画面に沿って進んで、「寄附を申し込む」に進む。ここまでは、いつものネットショッピングに近い感覚です。
ただ、途中で少し迷ったところもありました。それが、税金控除のための書類をどうするか、という選択です。ここは、ワンストップ特例を使うのか確定申告をするのか、さらにオンラインか紙かで、選ぶ項目が変わってきます。
それに、ふるさと納税は、申し込みが終わればすべて完了、というわけでもありません。この記事では、申し込む前の準備から、実際の申し込み、そのあとの手続きまで、私が実際に進めた流れに沿ってまとめていきますね。
申し込む前に、確認しておきたいこと
返礼品を選ぶ前に、確認しておきたいことが2つあります。
ひとつは、自分の控除上限額の目安です。ふるさと納税は、いくらでも同じように控除されるわけではなくて、年収や家族構成、各種控除などによって、上限額が変わります。私はいつも、シミュレーターでだいたいの目安を確認してから、返礼品を探すようにしています。すでにその年に寄付をしているなら、あと どのくらい寄付できそうかも見ておくと安心です。(上限額の考え方は、ふるさと納税はいくらまでできる?で詳しくまとめています。)
もうひとつは、受け取ったあと、無理なく使い切れるかということ。とくに食品は、量が多すぎると冷凍庫に入りきらなかったり、食べ切るのが大変になったりします。「せっかくなら上限まで使いたい」と考えるより、まずは自分の暮らしに合う範囲で選ぶ。私は、そのくらいがちょうどいいと思っています。
申し込みの流れ
準備ができたら、いよいよ申し込みです。楽天ふるさと納税なら、画面に沿って進めていけば大丈夫。私が実際に申し込むときの流れを、順番にご紹介しますね。
まず、返礼品を決めて、申し込み画面に進みます。ここは、普段の楽天市場の買い物とほとんど同じ感覚です。
そして、申し込み画面でいくつかの項目を確認・選択していくのですが、そのなかで、私が最初に少しわかりにくかったのが、「税金控除申請に必要な書類送付について」という項目でした。ここは、あとで詳しくお話ししますね。
必要な項目を確認したら、「寄附を申し込む」に進みます。普段の「買い物かごに入れる」とは表示が違いますが、操作そのものは難しくありません。最後に、住所や支払い方法を確認して、申し込みは完了です。

普段から楽天市場を使っている方なら、いつもの買い物と近い感覚で進められると思います。
少し迷いやすい「書類送付について」
さて、さっき「あとで詳しく」と言った、「税金控除申請に必要な書類送付について」という項目です。私が一瞬、手を止めたところなので、ここだけ丁寧にお話しします。
これは、ワンストップ特例を使うのか確定申告をするのか、さらにオンラインか紙かで、選ぶものが変わります。
ワンストップ特例を使う場合。 オンラインで申請するなら、「不要(ワンストップオンライン)」を選びます。紙の申請書を使うなら、「必要(ワンストップ特例申請用)」です。
私は最初、「不要」を選んで、あとで何か困らないかな?と少し気になりました。でも、オンラインでワンストップ特例を申請するなら、紙の申請書はなくても手続きできます。自治体によっては、「不要」を選んでいても書類を送ってくれるところもあるようです。なので、ここはあまり神経質にならず、そのあと、どの方法で手続きする予定かで選べば大丈夫です。
確定申告をする場合。 これも、電子データを使うか、紙の寄附金受領証明書を使うかで変わります。電子データなら「不要(電子データにて確定申告)」、紙の証明書を使うなら「必要(確定申告用)」です。
「必要」「不要」という言葉だけで見ると迷いますが、そのあと、自分がどう手続きするつもりかで考えると、すっきり選べます。

申し込みが終わったら、ワンストップ特例の手続きを
申し込みが完了したら、ワンストップ特例を使う場合は、その申請をします。オンライン申請を選んだなら対応サービスから、紙の申請書なら必要事項を記入して提出します。
ここで覚えておきたいのが、寄付の申し込みと、ワンストップ特例の申請は、別の手続きだということ。申し込んだだけでは、控除の手続きは終わっていないんですね。
そして、ワンストップ特例の申請期限は、寄付をした翌年の1月10日必着です。できれば簡単なワンストップ特例で済ませたいので、私は申し込んだあと、早めに手続きするようにしています。
もし申請が間に合わなくても、それで終わりではありません。その場合は、確定申告でふるさと納税の控除手続きができます。また、ワンストップ特例を申請したあとに、医療費控除などで確定申告をすることになった場合は、ワンストップ特例は無効になるので、ふるさと納税分も含めて確定申告してくださいね。(ワンストップ特例と確定申告の違いは、ふるさと納税で税金は安くなる?で詳しくまとめています。)
返礼品が届いたら終わり、ではありません
返礼品が届くと、「これでふるさと納税は終わり」と感じやすいのですが、もうひとつだけ、確認しておきたいことがあります。それが、翌年の住民税に、控除がちゃんと反映されているかです。
ワンストップ特例を使った場合、控除は翌年度の住民税に反映されます。
じつは私、最初の年は、この確認をすっかり忘れていました。あとになって住民税の通知を見直してみたら、きちんと反映されていて、「ああ、ちゃんと手続きできていたんだ」と、そこで確認できました。
申し込みと申請まで終えると、すっかり一区切りついた気持ちになりますよね。でも、翌年に一度だけ確認しておくと、より実感できます。ふるさと納税は、返礼品を受け取るところまでではなく、控除が反映されたのを確認するところまでをひとつの流れと考えておくと、わかりやすいと思います。
最初から完璧に選ばなくても、大丈夫
ふるさと納税を始めると、「せっかくなら上限まで使ったほうがいいのかな」「人気の返礼品にしたほうがいいのかな」と、いろいろ考えたくなるかもしれません。
でも、最初から全部うまく選ぼうとしなくても、いいと思うんです。まずは、自分が無理なく受け取れて、きちんと使い切れそうなものを、ひとつ選んでみる。実際に申し込んでみると、どのくらいの量ならちょうどいいか、冷凍庫にはどのくらい入るか、どんな返礼品なら使いやすいかも、少しずつわかってきます。
私自身も、「お得なもの」より「自分の暮らしに合うもの」を選ぶほうが、ふるさと納税を続けやすいなと感じています。
申し込み方法や手続きの流れがわかれば、最初のハードルは、ぐっと下がります。次回は、ひとり暮らしでも選びやすい返礼品について、量や保存のしやすさ、使いやすさの視点からまとめていきますね。
※この記事は2026年9月時点の情報をもとに、一般的な流れを紹介しています。申し込み画面の表示や選択肢は、利用するサイトや自治体によって異なる場合があります。ワンストップ特例や確定申告の手続きについては、寄付先自治体や国税庁などの最新情報をご確認ください。


